日記

今日は4月18日,土曜日である。昨夜遅くまで起きていたので,今朝,9時まで寝た。朝ご飯を食べたのは10時すぎだったので,昼ごはんは無くし,4時半から晩ご飯の焼肉を食べた。今日は一日中出かけなかった。

「半沢直樹」小説の一部を読んだ。抜粋を下記のとおりである。

秘密めいた指示にはわけがあった。協定破りだ。

産業中央銀行は電話がかかってきたのは八月はつかの午後九時過ぎだった。相手は就職希望者用の資料請求のはがきをくれたことへの礼を述べ,まだ当行に興味があるかと尋ねてきた。「はい」と答えると「明日 午後二時 池袋支店の前で[サンデー 毎朝]をもってたっている者に声をかけてください。このことはないしょに」。スパイ小説もどきの指示を残して要件を終えたのである。

受話器をゆっくりと戻しながら呟いた半沢直樹はそれでも,内心からわき上がってきた高ぶりをどうすることもできなかった。

かつて学生の就職活動について企業と大学側で取り決めた。「就職協定」によって学生の会社訪問解禁日は九月一日と決められていた。解禁の日まで企業は学生に接触をしてはならぬということになっていたはずの約束が突然に破られたのだ。世の中でしんし協定と呼ばれているものを破ったわけだから,銀行はしんしではないと自ら証明したも同然である。